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カウンセリング事業

不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)『スクーリング3』2014年

「「ロールプレイ逐語録検討」では、逐語と録音の両方を照らし合わせることで、見えること、気づくことが多くありました」

(参加者の感想)

eラーニングになって3回目の『スクーリング3』を開催しました

開催日:2014年11月23日(日・祝)〜24日(月)
URL:https://j-fine.jp/e-pia/


担当者の感想

11月23日(日・祝)〜24日(月)、不妊ピア・カウンセリング養成講座がeラーニングになって3回目の『スクーリング3』を開催しました。

初日は、「ピア・カウンセラーの活動の実際」、「電話カウンセリング演習」、「ロールプレイ逐語録検討」などを行ないました。
「電話カウンセリング演習」では、聴き取り体験を行ないました。受講生同士お互いの顔が見えないよう背中合わせとなって、電話相談の疑似体験をします。そして、相手の声の印象はどうだったか、自分は話しやすかったか、などの感想を言い合いました。その結果、相手の顔が見えないので、きちんと「声を出しての最小限のはげまし」を行なわないと相手に聴いていることが伝わらないこと、相手の声のトーンに合わせて会話をすることなど、受講生同士で再確認できた演習になりました。
「ロールプレイ逐語録検討」では、受講生の皆さんがそれぞれカウンセラー役になり20分のロールプレイカウンセリングを行なったものを事前に収録し、一言一句を書き起こした書面(逐語録といいます)と音声録音の両方を持ち寄り、一人ずつ丁寧に検討しました。受講生はたいへん熱心で、検討も自然と熱気を帯びていました。

2日目は、前日に続き「ロールプレイ逐語録検討」と「自己を見つめるワーク」などを行ないました。スクーリング1と3で「自己を見つめるワーク」を設定しています。このワークショップから、人の悩みを聴くためには、まず自分を知ることが大切なのだと感じました。
講座終了後には、数カ月後に実施予定の試行カウンセリングや認定試験に向けて、受講生の皆さんが先生方に活発に質問されている姿が印象的でした。
今年から、スクーリングとは別に「ロールプレイ演習」を追加しました。これは参加必修ではありません。都合のつく方のみ参加できます。1日あたり4名を上限に、講師の平山先生と、Fineカウンセリング・スーパーバイザーの小倉先生に2日間ずつ演習を担当いただきます。お二人の先生の演習を掛け持ちで参加希望する受講生もおり、事前準備等についても熱心に質問されていました。

この受講生メンバーでのスクーリングも今回で3度目となり、同期の絆も深まってきたようで、休憩時間等にも認定試験や講義内容について熱く語る姿が見受けられました。

次回、『スクーリング3』の開催は、来年の2015年11月22日(日)・23日(月・祝)を予定しています。
(担当:岡田 /ピア・カウンセラー養成講座運営事務局)

スクーリングを受講した方の感想 (一部抜粋)
  • とても内容が濃く、ロールプレイ演習は非常に勉強になりました。
  • 自己開示のワークはすごく大切な時間でした。
  • 逐語と録音の両方を照らし合わせることで、見えること、気づくことが多くありました。

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